は じ め に
 『健康』のための運動とはいっても、漠然とした『健康』というだけでは、必ずしも長期にわたって継続することは容易ではありません。「やせるため」とか「キレイに泳げるように」とか「腰痛の予防」といったハッキリとした目的も必要でしょう。そんな目的に適うように、各章毎にテーマ設定をしています。


9-11 ウエイトトレーニングの実際

■ケーブルクロス

(主働筋:大胸筋)
ケーブル台の前に立ち、上体を少し前屈みにし肘を少し曲げ、ハンドルを握る。ハンドルを左右同時にみぞおちの前に引きつける。2〜3秒後息を吸いながらゆっくりと戻す。
■ラットプルダウン(フロント)
(主働筋:広背筋 共働筋:上腕二頭筋)
シートに座り、バーを肩幅よりやや広めに順手で握る。息を吸いながら胸を張ってバーを鎖骨近くまで引きつける。2〜3秒後ゆっくりと息を吐きながらバーをスタート位 置に戻す。


9-12 ウエイトトレーニングの実際

■ラットプルダウン(バック)

(主働筋:広背筋 共働筋:上腕二頭筋)
フロントと大きな違いはないが、反り身にならないので腰への負担が少ない。

■チンニング(懸垂)
(主働筋:広背筋 共働筋:上腕二頭筋)
ラットプルダウンに準じるが、自分の体重を持ち上げるため女性や初心者には難しい。ラットプルダウンで筋力アップしてから挑戦しましょう。


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