ウエイトトレーニングは、様々なスポーツ・競技力の向上や傷害予防、健康管理、又は、傷害からのリハビリ等に用いられます。
老化の下支え
高齢化社会到来に伴い、寝たきりにならない丈夫な体作りは必要不可欠です。
老化が進むと骨の強度がだんだんと弱くなり、骨粗鬆症に結びつくことがある。
筋肉に刺激を与える運動は、筋の付着部でもある骨を強化し骨代謝に必要なホルモンを活性化させることもあります。
痩身効果
ヒトは、食物を摂取し、それをエネルギーとして体を動かしています。その基礎代謝量は、一般女性で6 0 0〜8 0 0 k c a l、一般男子で7 0 0〜9 0 0 k c a lといわれています。個人差はありますが代謝能力は、筋肉の量と密接に関わっています。
筋肉はいわば、脂肪を燃やすための工場の役割を担うわけで、ウエイトトレーニングで筋肉を刺激することで基礎代謝能力の向上に繋ります。
生活習慣病予防
前述したように運動で体脂肪を燃やすことにより、生活習慣病の原因にもなっている肥満予防にもなり、動脈硬化、高血圧、高脂血症の予防にも繋がります。
不定愁訴症候群の予防や改善
機械化が便利を常識化し、日常生活で筋力を使うことが少なくなりました。その代償として姿勢を崩すことが多く、そのことが腰痛や肩こりの原因にもなっています。ウエイトトレーニングは、抗重力筋を鍛えこれらの予防にも繋がります。
気の充実
運動は、大脳を活性化させる1つの要因です。ウエイトトレーニングで筋活動を高めることにより大脳を刺激し「やる気」をおこします。